トリュフゼスト入りマカロンの作り方

近年ポテトチップを中心にトリュフ風味がちょっとした流行となっていますね。私も娘と食べてみたらすっかりハマりました。そこで今回はトリュフ風味のマカロンを作ってみたいと思います。基本的なマカロンの生地作りはこの動画では触れていませんが生地作りの動画リンクも載せておきますのでチャレンジしてみたい方はご参考までに。

【トリュフ風味のマカロン作り】

 

【マカロン生地の基本的な作り方はこちら】ミルクマカロンの作り方

 

【マカロンの失敗に悩んだらコチラ】

余談ですがこうして過去の動画見比べると一体何に影響受けたんだってくらい作るたびに動画のベクトル変わってますね(恥)
【1.生地作り】

今回こちらのトリュフゼストを使用しました。

SABATINO TARTUFI TRUFFLE ZEST(50g) トリュフゼスト

こちらをAmazonから購入しました。

内容量は50gですがイメージとしてはラーメン屋の胡椒瓶の2倍くらいの大きさですね。思ってたより大きいなと感じたので色んな料理にもたっぷり使えます。蓋を開けて匂いを確かめると「ぬおっ!」とリアクションするくらいなかなかパンチが利いていますが使用量に十分気を付ければお菓子にも問題なく使えそうです。

・アーモンドプードル 90g
・粉砂糖 135g
・トリュフゼスト 0.4g

粉類をボウルに合わせて量り、軽く混ぜてからザルなどの少し目の粗い物で振るっておきます。トリュフゼストはかなり使用量が少な目なので計量時にご注意を。ものすごく厳密に量りたいっていうほどでもないので0.1g計が無い場合は1gをまず量ってから目分量で大体4割くらいを使用すればOKです。

メレンゲを立てます。今回何となくで水色にしていますがここはお好みで。

・卵白 75g
・グラニュー糖 40g

少量で作っているため安定させやすさ重視で卵白に対してグラニュー糖はやや多めの50%近く入れます。多少立ちにくいかなぁと予想してましたが問題なく良いメレンゲに出来ました。普段卓上の業務用ミキサーなのですが今回は家庭用のブラウン社ハンドミキサーで作っています。

正直ちょっと家庭用のハンドミキサーってナメてたとこもあるんですがキメ細かく質の良いメレンゲが出来ました。さすがに大量生産は厳しいですが価格も買いやすくモーター音も静かなのでオススメしたいアイテムの1つですね。

私は家電量販店で購入したんですが今見たらAmazonのが安いでやんの!悔しい!笑

メレンゲが立ったら粉合わせとマカロナージュです。今回は作ってる量が少量なので粉類を一度に全量加えていますが問題なく混ざりましたね。作ってる量が違うと何が違うんや?って話なんですがゴムベラなどの道具の大きさは変わらないので量が少ないと混ぜやすくなります。この点に関してはちょっと経験も必要なので「そういうこともある」程度で頭に入っていれば問題ありません。

マカロナージュに関してはマカロン作りの最初の関門ですね。ここは私も感覚でやってしまう作業なので言葉での説明がなかなか難しいです。大前提として「良いメレンゲを立てる」こと。そして「マカロナージュはしすぎないこと」を心がけましょう。

このページ上部にも埋め込みましたがどうしてもうまく作れない場合は失敗に関する考察動画もありますので参考までに。

絞ったら表面を乾燥させて焼成します。

【ガナッシュ作り】

・ホワイトチョコ 70g
・35%生クリーム 60g
・トリュフゼスト 0.4g
・ラム酒 4g(これはお好みで)

ガナッシュに使うチョコは刻んでいますが量をたくさん作るときは刻まなくても十分溶けきります。使ってる道具にも熱を奪われるため少量だと熱効率が悪くなるので溶けにくいことがあります。

トリュフゼストは生クリームに入れて一緒に煮出し香りをクリームに移します。チョコレートと生クリームの割合はあくまでホワイトチョコの時の場合なのでビターチョコので作りたい場合はそのまま置き換えするとマカロンにサンドするガナッシュにしては濃すぎる口当たりになるので注意してください( ;∀;) 生クリームも47%の物を使うと口当たりがちょっと重たいので35%を使います。

動画ではバーミックスを使っていますがホイッパーでも乳化は問題なくできます。溶けきらない場合は2~3秒ずつ電子レンジにかけて溶かせばOKです。ここで個人的な好みですがラム酒を入れたら美味しそうだなと感じたので加えました。冷蔵庫に入れて絞りやすい固さになるまで少し待ちましょう。

 

はい、キレイに焼けた!優勝!

 

絞りやすい固さになるまで冷やしたガナッシュをマカロンにたっぷり絞って~

もう1枚の生地でサンドして~、完成!

口に入れた瞬間は「あれ?トリュフ居る?」みたいな小学校時代の私の存在感のように控え目な感じですが噛んでいると鼻に抜けるトリュフの香りがホワイトチョコと好相性ですね。まぁ作っておいて、何ならブログにまでしておいてこんなこと言うのも何ですが初めてマカロン作る人が作るにしてはやや変化球すぎるフレーバーなので最初は普通にショコラとか作る方をオススメはしておきます(笑)

さりげなく断面ですがマカロンの表面の部分に適度に厚みがあるので噛んだ時に「カシャッ」とわずかに食感を残してくれます。これは焼き加減もありますがマカロナージュをやりすぎると表面が薄くなるため食感が出にくくなるため注意深くマカロナージュを行いましょう。

マカロンの更なる楽しみ方は「飲み物と一緒にいただく」ですね。今回はトリュフ風味なので少し大人にシャンパンをオススメしたい。こういったお酒と合わせて楽しむことを『マリアージュ』と呼びます。マリアージュという言葉そのものは「結婚」という意味ですがお気に入りのお菓子にピッタリのお酒を探すのもまた楽しいですね。

まぁ、私お酒全然飲めないし飲まないんですが。

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